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PLCって実現はもっと将来のことと思ってた

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PLCは2006年10月4日に総務省より解禁されました。

ついに屋内用の電力線通信が2006年10月4日、解禁されました。
10月4日付けの官報号外で「無線設備規則の一部を改正する省令(総務一一八)」などとして、電力線通信についての省令及び告示が出されています。

しかし、まぁPLC製品は年が明けてからかな・・って個人的に思っていたら、パナソニックが口火を切った。

家庭内の電力線をLAN回線として利用し、最大180Mbpsという高速なデータ通信を可能にする「HD PLC」方式のアダプタキット「BL-PA100KT」を12月9日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万円前後。増設用アダプタ「BL-PA100」も同時に用意する。こちらの実売想定価格は1万3000円前後。

数年前からずっと注目してた技術ですけど、ようやく国内でも実現。
これからの家電業界はこの技術を重視していくんでしょうね。
元から家電に組み込めば、ネットワークに繋ぐことができるってなもんで。
情報家電時代の大本命というところか。

既にアメリカ辺りではこの商品は販売されていたが、それが日本進出という感じらしい。
海外ではもっと速度を出せるそうだが、日本国内の法令を遵守すると、やはり速度は抑えたモノになるようだ。

実効通信速度は、SmartBitsによるUDP測定値で最大80Mbps、Linux上で動作するFTPサーバーとのTCP測定値で最大55Mbps。インターネット接続では環境によって異なるものの、20~30Mbps近い速度で接続できているという。本体にはUDPを基準とした簡易通信速度測定機能を搭載し、ランプの点滅によって10Mbps以下、10~30Mbps、30Mbps以上という3段階で通信速度が確認できる。

最高速度とかは信じてはいけない。
なぁせいぜい10~30Mbpsというのが実質だろう。
その程度に考えておきたい。

80Mbpsは,UDPプロトコルで通信用評価装置SmartBits(R)での測定値なのですが,SmartBitsの測定値が現実の数値とずいぶん違うことを踏まえて報道して欲しいものです。(無理な注文かな?)

そういうことらしいです。
PLCに関しては良いことばかりが強調されている気がする。
YBBと同じかな。
出た後に問題が発生するが、それを表に出さずに利点だけを見せる。そのうち技術的に対応できて、最終的にそんな問題は過去のこととして処理されてしまうのさ・・・。

電力系通信事業者である中部テレコミュニケーションとケイ・オプティコム,エネルギア・コミュニケーションズ,STNet,九州通信ネットワーク,沖縄通信ネットワークの6社は2006年11月14日,電力線通信(PLC)用モデムのモニター試験を同日から2007年3月末まで行うと発表した。それぞれ自社のFTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)サービスのユーザーを対象にパナソニックコミュニケーションズ製のモデムなどを貸し出し,ニーズや利用方法などを調査する。

ということで電力業界も参入。
これから忙しくなるようです。

ちなみにこのPLC。
技術的には電線を通ってネットワーク通信ができるってのがわかりやすい説明なんですが、ノイズについてはかなりの問題がある。TDKのページがよくまとまっているとのことなので参考にされたし。

→ PLC(電力線通信)のEMC対策(なるほどノイズ(EMC)入門2)

とりあえずノイズに対しては神経質にならなければならないことと、PLC用ブロッキングフィルタの利用がセキュリティー対策としては必須になる・・・・というのが要点でしょうか。

PLCは盗聴技術になる?

友人と話していておもしろい指摘をされた。
PLCと盗聴技術は非常に親和性が高いというのだ。

現在、盗聴機器というのは、盗聴するマイクから外部に対して、無線による通信というのが主になる。これは、外部で録音等をするのが目的のため。これは通信であって、いまもっとも簡易的にできるのが無線だからということ。
ただし、無線故に電波測定器を持ち出せば簡単に見つけることが出来た。

が、この外部通信をPLCによる通信ということになれば、電波測定器による測定は難しくなる。
もちろん、PLCの通信で何らかのノイズが出るならそれで見つけることはできるかもしれないが、それでも受信距離を飛躍的に伸ばすことができる・・・場合によってはホットスポットとかネットカフェ等で受信が出来てしまう。

と、まぁPLCはいろいろと悪用できる技術にもなるかもね。
いろいろと考えるとおもしろい技術であることは認める(笑)

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コメント(3)

asataka :

なるほど。言われてみれば盗聴には向いてるかも。
あとLink間の一部が停電したらやっぱり使えなくなるんだよな。。。

IGAOS :

LINK間の停電ではどうなんだろ?
やっぱ通電してないと通じないのかな

http://www.plc-j.org/faq.htm#q09

まぁ解答か解答じゃないのか分からないのはあったけど。

たぶん再来年くらいにはPLCを使った盗聴システム・・・は出てくるかなぁ。

Anonymous :

あんまり解答になっていない気が。。。(汗)
でも、停電区域-非停電区域をまたぐような距離の通信はそもそも前提にないんだろうな > PLC。

盗聴。ベタだが、壁のジャックに埋め込んでしまう手が考えられるな。電力も取れるし、通信もできるし、隠せるし、一般人は外してみようと思わないし。

HD-PLCのモジュールは辛いけど、音声を普通にAM/FMでのっけるくらいなら。。。ってそういうのは従来からあるんじゃないか?と書いていて思った。

PHYの技術だし、ネットカフェとかで受信するなら、盗聴システムを作る人はIPレイヤまでの実装を考えないといけないよな。ちょっとシステム思いついたけど、ここには書くのやめとくわ(笑)。

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このページは、IGAが2006年11月14日 23:40に書いたブログ記事です。

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