Tumblrは引用じゃないだろ
流行という程でもなく、一部のネットギーク達の間では流行っているTumblr(タンブラー)というサービス。
何がそれほど夢中にさせているかというと、ブログとソーシャルブックマークと動画のお気に入り登録を一つのサービスで、しかもシームレスに扱うことができるという点になるのだと思う。
例えば、はてなダイアリーでブログを書いて、はてなブックマークでソーシャルブックマークをして、動画や音楽ファイルのお気に入りがあればそれもはてなブックマークに登録して「動画」や「音楽」というタグをつけておく・・・。たぶんこんな使い方が多いのではないだろうか。(これでも全体から見ればコアなネットユーザーのみの行動だと思うが、それでも一般的とする)。
そして、その登録や記事を書くときにはブックマークレットを使って簡単に登録していると思う。ブックマークレットはサービスの数だけ必要になっていき、どんどん増えていく傾向にある。ブログを複数持ったりSBMを複数使ってるととんでもないことになる。
この複数のサービスを使わなければいけない手間や、ブックマークレットが際限なく増えることを回避できるのがTumblr。
Tumblrは1つのサービスで
- TEXT
- PHOTO
- QUOTE
- LINK
- CHAT
- AUDIO
- VIDEO
のデータを一括で扱える。
そして、そのデータの登録をすべて1つのブックマークレットを使って自動で対象を判別してくれるのである。
余談だが、このコンテンツを自動判別して処理を変更するブックマークレットの登場によって、各種のWEBサービスでブックマークレットがコンテンツを自動判別したりする処理が入るようになってきたのは一般ユーザーのためにいい方向に進化していると思う。
さて、本題。
このTumblrのサービスで一番よく使うのが「QUOTE」の機能かなと思っている。
ブログの記事などの文章を選択して、ブックマークレットをクリックすると大抵がQUOTEの内容として登録される。
ところが、本来の「QUOTE」の意味合いは引用なのである。引用のタグはよく<blockquote>というタグを利用します。
「引用」の意味は簡単に定義すると、以下のようになるはず。
- 「引用」とは文章を書く上で必要な情報を外部の文章より抽出して本文に書くこと。
- 作成している文章が主であり、引用された文章は従の関係であること。
これが著作権を順守した引用の使い方のはず。それはWEBでも一緒。
ところが、TumblrのQUOTE機能は単に従であるべき元のサイトの文章を抽出しただけである。
この情報をまとめて、自分の公開しているサービス上で誰でも見える状態にしているというのは、引用でもないし著作権の観点からいっても私はNGなのかなと思っている。理由は、主となる文章がないのに、従であるべき元の文献の抜粋が見えているため。
もちろん、Tumblrの便利さは痛感している。
これひとつあれば大抵のことは事足りる。
しかし、私は「QUOTE機能を全体に公開する」という仕様についてはあまり納得がいってないし、いつか問題になると思っている。
・・・ということは、すでにネットの各所で書かれているので、まあ今更だけど書いておきたくなったので書いただけです。
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