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2008年6月 5日アーカイブ

iPhone 2.0の日本発売決定に(一部の人種が)驚喜する

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3G対応版iPhone・・・世界的な通称(?)ではiPhone 2.0って言うのかもしれないが、とうとう日本での販売元がソフトバンクになることが正式に決定した。
ガジェットマニアな方々は、日本発売を心待ちにしていたヒトも多いだろう。
私も、iPod Touchを買わずに待ってた部類のヒトである。

が・・・確かにガジェットマニアのヒトにとっては心待ちにしているiPhone 2.0であるが、果たしてW-ZERO3で起きたような爆発的な売れ行きというのは期待できるのかと言えば、少し心配される材料もある・・・というのが正直なところかも。

現行iPhoneについては、iPod touchに携帯電話・カメラ・BT機能が付いたものという感じなのだが、iPod touchと現行iPhoneをいじくった感想として次のものをあげておきたい。

  • 各種アプリケーションの出来は非常に良い。外出先でSafariを使ったり、YouTubeを使ったり、GoogleMapを使うのは非常に便利。もちろんiPod機能も最高。
  • アプリケーションのローカライズは大半が完成している。
  • 日本語入力はかなりのもたつきがあり、イライラする場合も多い。
  • モバゲー・ワンセグ・Felicaなど日本独自の機能・サービスは(もちろんのことながら)動作しない。
  • ソフトバンクが現行の料金体系をそのままiPhoneに適用する場合、価格は最大でホワイトプラン980円+パケットし放題(PCダイレクト)最大9800円+その他もろもろで月々の使用料金は10000円を超えることになる。
  • バッテリは案外持つ。

引用元のページに書かれている心配事項が以下の点。

  1. 日本独自のサービスが動作しないため、中高生を刺激出来ない
  2. 料金体系が高い(→法人も躊躇)
  3. フルブラウザやYouTubeなどの諸機能は、そこまで魅力的ではない
  4. 「iPodケータイ」として定着するかは微妙
  5. 日本語入力が貧弱すぎる

特に若年層に訴求したければ1つめの要素はかなり大きい。が、そんなもんW-ZERO3でも動かないのに爆発的に売れたのだ。言い方は悪いが、「これまでに体験したことがない携帯電話の世界を体感できる」ってユーザーに思いこませることができれば、実態を知らない哀れな子羊(=ユーザー)は購入します(*1)。事前のメディア戦略次第でしょうな。

料金体系は高いと思う。(個人的にはDoCoMoとWillcomの2台持ちをしているので、1台に集約すれば月額は変わらないので良いかなと思ってる。)

フルブラウザやYouTubeは確かに訴求するポイントじゃない。日本ならたぶんニコニコ動画対応が今の流れでは必須な気がするけど、iPhoneのユーザー層と重なるかはよく分からない。

「iPodケータイ」という売り方もあまりして欲しくない。
が、iTunes Storeがそのままケータイ電話で使えるというのは大きい。ソフトバンクの着うたに関する入り口がココから始まる可能性さえあるわけだし。もし、iPhone以外にも開放されればソフトバンクのデフォルト着うたサービスとしてiTunes Storeが使われるという未来さえ妄想できる・・・かも?

日本語入力に関しては心配の種。
ATOKが日本市場で売れているという意味も理解しなければいけない。(個人的に初代W-ZERO3のIMEがショボすぎてイラっとしたので、ATOK for Pocketを購入しちゃった経緯ありますし・・・。)
ここはAppleガンバレ。

(*1) 事実、W-ZERO3を購入したユーザーで解約したヒトはかなり多数に登るはず。現在のユーザー層は個人的な感想では、PDA時代から触ってきたコアユーザーやガジェットマニアが大半になっており、いわゆる一般ユーザーは手放してしまったというケースが多いと思っている。

個人的には、iPhoneはMacbook Airと同じく、初期はマニア・ファンが殺到し入手困難となるが、需要が緩和すると今度は余りまくるみたいな展開になる予感がしてならない。いやーなんというか、iPhoneって恋愛と同じで、要素要素にばらしてみるとそこまで強く購入を刺激するところってあんまりないんだよね。EMONSTERで済んじゃうんじゃないかってくらいに。でも総体としてみるとやっぱりiPhoneは魅力的なわけで、そんなところが恋愛に似ているのだ。もちろんその「全体で魅せる」というのがアップルの大きな特徴であり哲学であり美学であるのだが、さまざまな犠牲の上に成り立つ「哲学」が、日本のユーザーに理解されるとは思い難い。

最終的にこのまとめが非常に共感できた。

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